アマゾンでは毎年17,000km2(東京都の約8倍)の熱帯林が失われていると言われています。
原生林の大木が切り倒され、焼かれて牧場に姿を変えています。中には不法伐採もあり、土地のない人々が勝手に原生林に入り込み、有用材木を伐採して生活をしています。
貧困が森を減少させ、温暖化を促進させる。悪循環は止まりません。人々は「森が減って雨が降らなくなった」と語ります。アマゾンなのに雨が降らない。年々乾燥が深刻化しているのです。
そんな状態を改善するために、当時日本からの移民として暮らしていた日系ブラジル人が森の生態系に習って生み出したのが「アグロフォレストリー」農法です。アマゾンの荒廃した土地に果樹や樹木などの作物を多種栽培することで、土壌環境を保持しつつ持続可能な農業を行うことができます。新しく森を切り開く必要はなくなり、環境への負担を最小限に抑えることができます。